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ITパスポート
パソコンの入門資格、就職には影響ないが将来の自分の為には取っておいても
難易度 | 学習期間 | 資格の種類 | 資格の分類 | 合格率 | 将来性 |
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易しい | 2か月以上 | 国家資格 | 名称 | 60% | 自己啓発 |
ITパスポートとは
社会人や学生の誰にでも、役に立つ経済産業省認定の情報処理「入門編」の国家資格。
現在の生活では家庭でも会社でも、インターネットやパソコンを使うのは当たり前で、会社での業務中や、さらに社内で使われている社内情報システムを上手に使えないと仕事にならなかったり、知らないが為に数倍の時間が掛かってしまうことがあります、もっと業務を効率化するためのスキルの習得やシステムに不足している要素を発見する知識なども欠かせません。
「ITパスポート試験」はパソコン操作、表計算ソフトを使えるというレベルではなく、これから社会人が必要な、ITの本来の使い方や意味を正しく理解し、積極的に仕事や私生活に利用する知識を身につけます。
■パスポート試験に合格する事で身につくスキル
ITを理解する事で積極的に活用する事が出来るようになり、その結果付加価値を生み出せる。
組織や個人の課題を把握・分析し、解決するためにIT技術が利用・理解できる。
ITのセキュリティーを守り個人・企業のコンプライアンスに結び付く知識が備わる。
ITパスポート試験(Iパス)とは、経済産業大臣が実施する国家試験です、過去には大型のスーパーコンピューターで処理していた情報処理も現在では小型で高性能なパソコンで処理できるようになり、どこのオフィスに行ってもパソコンを導入されていないオフィスは見かけなくなりました。
当初は1組織に1台だったパソコンも今では1人1台になるまでに、業種によっては1人で複数台のパソコン使用している企業も珍しくありません、いまでは日常の暮らしの中でパソコンやスマホでインターネットを使うことが必須となっています。
手軽なモバイル端末はスマホ、タブレットなどのように持ち歩き、何処にいても必要な情報を瞬時に探し出す事が出来るようになりました。
IT技術が進歩するに従い使う側のモラルや危険性などについてきちんと理解することは最低条件になっています、さらにビジネスで使うときはネットワークシステムを理解して情報の漏洩やシステム攻撃に注意しなくてはなりません、利用する上での利点を生かしながら、問題点や弱点も理解し、さらには業務を効率化するための意識は欠かせません。
ITパスポート(資格)は期待通りの資格か?
大手企業の中にも取得を奨励している会社が多くあります、ITパスポート試験は、経済産業省、高校、大学、専門学校なども取得に積極的で、社会人は入社時にOJTで教わるスキルを学生が在学している間に取得する事によって会社での評価も高くなるので、奨励する学校法人が多いのも頷けます。
また地方自治体や大手企業では、現在のIT時代に対応するべく職員や社員のIT能力を高めるために「ITパスポート」の受験を奨励する組織がふえています。
ただITの基礎知識と理解を深める基本的な資格のため、就職で差別化が出来るかと言うと、そうとも言えません、新卒の学生ならば評価される可能性はありますが、他業種からIT関係へ転職する際の武器として考えているのであれば、お勧めはできません。
ITパスポートの仕事と将来性!
ITパスポート(資格)を活かす方法
ITパスポート試験に合格てもIT関連の特別な仕事が出来るわけではなく、あくまでもITに関して基礎的な知識を持っているという験です。
IT業界ではあまりアピール出来ないITパスポートですが、IT業界では最低でも基本情報技術者の資格が必要となるのでIT業界でキャリアプランを考えるのであれば是非上位資格である基本情報技術者にチャレンジしてください。
ITパスポートで就職や転職?
履歴書の資格欄にITパスポートを書いても就職・転職が有利になるのかというと、業界大手ののIT企業においては、判断材料に使われることはありません。持っていんだと云う事ぐらいの認識だと思います。
もし就職・転職を希望する会社が中小企業などで極端にIT化が遅れ社内にITやパソコンの知識がない方が多のであれば、履歴書に書く事で注目されるかもしれません。
国家資格ですからIT関連の基本知識がある事で、若い人の就職・転職が有利になるかもしれません。
新入社員が入社直後にOJTで教えられる内容
新卒で就職活動をする高校生や大学生が、就職活動前にITやパソコン技術習得のために取得するには格好の資格と言えますが、社会経験のある程度ある30代以上でスキルアップするための転職では出来て当たり前という認識が企業側にもあるために、あまり評価される事は無いと思われますん。
ITパスポート試験情報
試験日 | お申込み |
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月に数回程度行われていますが日程・会場は都道府県により異なります。下記の主催者ホームページをご覧ください。 情報処理推進機構ITパスポート試験試験要領 |
左を参照してください。 |
受験資格 |
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受験資格の制限は一切ありません。どなたでも受験できます。 |
試験内容 |
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四肢択一式、100問、120分
ストラテジ系(経営全般):35問程度 マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 合格基準:総合評価点、分野別評価点のすべてが次の基準を満たすこと。 総合評価点は600点以上/1,000点。 |