Contents
消防設備士 甲種4類・乙種4類の独学
消防設備士の甲種4類・乙種4類を独学で受験しようとしている方に。
消防設備士甲種4類・乙種4類試験では一部免除があるのと合格基準の理解から、消防設備士甲種4類・乙種4類での独学向け教材の紹介、短期合格で有効な、法令、構造・機能、整備・工事の科目毎の勉強方法と、実技試験のポイント(製図)についてお話しします。
独学で合格するために!
消防設備士甲種4類・乙種4類は、定評のあるテキストと問題集でポイントを押さえて勉強、更に、問題演習を行えば独学で合格できます。
消防設備士の甲4・乙4は市販教材も充実しているので、テキストを購入して独学でも受験に支障はありません。
独学で勉強されている方も、自分の計画に問題がないか通信講座の数十ページにわたる無料資料でスケジュール確認、新たな法律への対応など自分の計画を見直す事も出来ます(大手の講座は勧誘の電話も来ることが無いので安心して請求できます)。 |
定評のあるテキストは「わかりやすい!第4類消防設備士試験」
問題集は「本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集」
製図対策には「4類消防設備士 製図試験の完全対策」
消防設備士甲種4類・乙種4類試験では感知器という家には付いているけど良く分からない機械や初めて目にする専門用語の数々に戸惑うことでしょう。
ただ本番の試験問題はシンプルなものが多く、初めて消防設備士甲種4類・乙種4類を受験する人でも1~2ヶ月テキストと問題集を繰り返す事で、間違いなく合格点の6割は解答できるようになります。
消防設備士試験は、どの資格試験でも共通するのですが問題を解く回数で合否が決まりますので計画通りに勉強すれば必ず受かります。
学校での成績より計画通りの勉強が出来たかどうかで合否は分かれます。
自分で計画を立てるのが苦手な人には通信講座がお勧め!
関連記事
消防設備士 難易度 | 易しいと言われているが合格率は30%強!
消防設備士甲種4類・乙種4類試験の通信講座で実績のあるヒューマンアカデミーの講座内容を紹介します。
独学で勉強されている方も、自分の計画に問題がないか通信講座の数十ページにわたる無料資料でスケジュール確認、新たな法律への対応など自分の計画を見直す事も出来ます(大手の講座は勧誘の電話も来ることが無いので安心して請求できます)。 |
講座概要
高い専門知識と技術が求められる消防設備士試験に合格する。
消防法では、防火対象物の関係者に対し、消防用設備等の設置、維持の義務づけがなされています。消防用設備等の工事・点検または整備を行い、消防用設備等の機能維持を確保するためには、消防設備士の役割が不可欠です。消防設備士の資格を取得するためには、都道府県知事が実施する類、種別の消防設備士国家試験に合格する必要があります。
消防設備士受験講座(第1類)は、消防設備士第1類(屋内消火栓設備等)試験の受験準備講座です。演習問題(テキスト+レポート)を中心に試験合格の実力を養成していただけるような構成となっています。国家試験合格を第一の目的とし、第1類(甲種・乙種)の試験に合格するための実力を身につけることができます。
消防設備士受験講座(第4類)は、消防設備士第4類(自動火災報知設備等)試験の受験準備講座です。演習問題(テキスト+レポート)を中心に試験合格の実力を養成していただけるような構成となっています。国家試験合格を第一の目的とし、第4類(甲種・乙種)の試験に合格するための実力を身につけることができます。
消防設備士受験講座(第6類)は、消防設備士第6類(消火器)試験の受験準備講座です。演習問題(テキスト+レポート)を中心に試験合格の実力を養成していただけるような構成となっています。国家試験合格を第一の目的とし、第6類乙種の試験に合格するための実力を身につけることができます。
講座のポイント
わかりやすいテキストを使って学習する
定評のある問題集を組み合わせて学習する
副読本として、問題を解くことを主眼とした市販テキスト(1類もしくは4類6類消防設備士筆記×実技の突破研究)を組み合わせて学習します。市販テキストは、技術系資格取得準備書籍では定評があるオーム社刊行のテキストを使います。
提出レポートで、養成された実力を判断する
4回の提出レポート(自動添削2回、講師による添削2回)により、養成された実力を判断します。講師による添削は丁寧で、一人ひとりに合わせた解説を行います。何かわからないことなどの質問も親身に返答します。
教材について
例題や図解が多く、効率よく勉強できる
共通編で基礎を学んで専門編で深い知識を身につけていくので、無理なく学習を進めることができます。例題や図解の説明が豊富なので、効率よく勉強を進めることができます。法令だけをまとめた別冊のテキストもついています。
受講者目線の理解と暗記がしやすいテキスト
知識ゼロからスタートしても合格できるよう、わかりやすく説明をしていて、理解も暗記もしやすい受講者目線のテキストになっています。例題・演習・レポートで効率よく「消防設備士」第1、4、6類合格を勝ち取ることができます。
出題頻度の高い問題を重点的に学習
出題頻度の高い問題を重点的に進めるようになっていて、無駄になる部分は一切ありません。効率よく学習を進めていくことができます。
◆「質問券」について。
・2枚同封しております。
・郵送のみのお取扱いにて、FAX・電話・E-MAILでの質問にはお答えしておりません。
・質問券の利用頻度や質問内容によって対応が困難な場合、回答をお断りする場合があります。
講座詳細
消防設備士受験講座(第4類)
- 標準学習期間4か月
- 在籍期間8か月
- 添削回数4回
- 教材発送一括
一括払い価格:22,680円(税込)
定評のあるテキストは「わかりやすい!第4類消防設備士試験」が3,456円
問題集は「本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集」が3,024円
製図対策には「4類消防設備士 製図試験の完全対策」が2,916円
合計で9,396円になります。
これに模擬試験などの費用を足すと2万円近くなるので自分で計画を立てたり、テキストを揃えるのが苦手な方には好都合かも。
上に紹介したテキストや問題集などは2015年度発行や2016年度発行なので最新の情報は通信講座が勝るのではないでしょうか。
この消防設備士講座の無料資料請求>>>ヒューマンアカデミーの消防設備士 無料資料請求
試験免除に注意!
消防設備士甲種4類・乙種4類試験には、持っている資格によって試験科目の一部免除があります。
電気工事士で試験の一部免除が受けられますが、単に問題を解かなくていいだけで、勉強しないと困る事になるので注意が必要です。
まず最初に写真を覚える!
最初にテキストを開けたら単純に写真から覚えます。
テキストの巻末にある、実技試験写真の鑑別のページを開きます、写真鑑定の問題とは感知器の写真→感知機の名前を答えろ→差動式感知器」と言うように解答します。
短期合格を目指すには、機械的に各感知器の名前と、姿形を覚えていく事です、これはページの写真を見ながら暗記を徹底的に行う事です。
これは筆記の勉強の時に、感知器のイメージが頭に浮かばないと、覚えようにも何にも頭に入っていかないからです、前もってイメージを持つ事で感知器の説明にある記号と文字が頭に入り特徴や違いが理解できるのです。
多少イメージがあれば、差動式スポット型感知器は出っ張りの空間の中に、小袋があって空気が熱で膨張する事で接点が接触する事で電気信号が発信するとか、定温型スポット型感知器はあの金属剥き出しで、熱で金属が反り接触するんだと格段に理解が進みます。
法令
問題演習を繰り返し勉強する事です、目安は2~3回で添削レポートなどで自分の実力を確認しながら回数を増やして下さい、回数を増やす事で得点は伸びます。
注意しなくてはならないのが、似た規定・語句が多い事です、例えば防火対象物と消防対象物、消防設備点検資格者と防火対象物点検資格者、防火対象物の定期点検と消防設備の定期点検などがあります。
この様な似た語句は、二つを常に確認しながら、○○は何で、●●は何だという要領で常に憶え直しましょう、これが勘違いしないコツです。
この様な違いを意識をして問題集を繰り返し消化する事で、混同も少なくなり自然に得点も上がります。
それでも法令が苦手な人の多くは、基本的な法律用語に慣れていないのが、一因でもありますこれは慣れるしかないので繰り返し法律用語に目を通しておき、苦手意識を改善しましょう。
法令の纏め
法令は条文の数字や語句、定義の他には感知器の基準等を覚えれば合格点は取る事は可能です隙間時間を有効に利用して覚えましょう。
構造、機能、工事・点検
重要科目です、法令同様に似た規定が多いので注意が必要です。
感知器の設置基準と感知区域のはりは似ているので受験生が間違える事が多く頻出されます。
最初は分かっているし知ってると思うのですが、中盤から終盤にお互いを混同するようになります、出題者にとっては超頻出されるのです。
間違いやすい問題は、常に違いを意識しテキストを読んだり問題集を行いましょう、目安は2~3回ですが添削レポートで確認する事が必要です。
日頃聞きなれない感知器、受信機・送信機の専門用語に頭が真っ白になるかもしれませんが、テキストで勉強する→問題集の問題演習で確認→添削レポートで自分の実力を知る→復習のサイクルを続ける事が出来れば心配は要りません。
電気の基礎的知識
電気の知識は得意不得意が分かれる科目ですが、理系出身の人は全く問題ないと思いますが、文系等の苦手な人は考え方を変えてみるのも方法の一つです。
合格点の60点を目指さずに、足切り点の40点確保を目標に足りない20点はその他の科目で、挽回する事は可能です。
電気は苦手!と深刻に考えないで、足切りに引っかからない程度に浅く勉強して、点数の取れる法令などに時間や労力を投入しましょう。
実技試験
実技試験は端的に言うと甲種・乙種ともに、筆記試験の延長で対策としては筆記試験の勉強を確実にすると言う事になります。
最初は実技の問題を解いて、どんな問題が出るのかを知ってください、それは実技試験では感知器等の具体的な名称を、書かせる問題が出るので正確な知識が必要になります。
対策としては筆記試験の勉強の時や復習の時に、実技の出題傾向を頭の片隅に置きながら勉強する事です、色々な形式で問題が出ても確実に解答できるように筆記の勉強で仕上げてください。
この実技試験はマークシート全盛の中、筆記用具で書かせる問題です漢字に注意してください。
なお実技試験は1問1問の比重が大きいので、解ける問題は絶対に落とさないようにしておいてください。
製図
消防設備士乙種の人は製図の試験は有りませんが、消防設備士甲種最大の難所が製図です。
勉強の襦袢として製図は、筆記試験の勉強が進んでから、或いは終わってから着手します、これは図上で展開させる感知器が、どんなものかがわかってないと解答のしようがないからです。
製図は筆記の総合的知識が必要となる為に、消防設備士筆記試験の問題集を2回ほど済ませてから始めます、実際の製図の勉強ですが最初は答えを見ながら解くのも覚えるコツになります最初から何も見ずに解くのは、難しく時間が無駄になります。
最初は答えを写すくらいの気持ちで、というのも製図問題には絶対的な確答がないからで、要は消防法の各規制・規準に適っていれば正解なので自分の答えと模範解答とが微妙に違っている事で不安が多く出てきます。
そこで解説のお手本をそのままマネをし写本するような感覚で感知器を設置したり配線の線を引いていくのです。
消防設備士の製図の試験では神経質になる必要は無く、これは感知器の設置基準の当否をチェックするのが製図試験なので、問題が無ければ違っていても部分点が与えられると思われます。
配線は多少ゴチャゴチャしていても、設置基準に合っているかどうかに意識を集中する事です、ただ最終的には解説や答えを見ずに製図が書けるレベルに持っていきましょう、最低でも3回程で何とか製図が書けるようになります当然ですが復習も毎回行う事です。
テキストや問題集の製図問題が出来るようになったところで、4類消防設備士 製図試験の完全対策の製図問題を行うと更に実力がついていきます。
消防設備士の試験が近づいたら、1日に1問の製図問題を行って製図的感覚を衰えさせない事が大切です、製図は慣れていない作業で勉強の期間だけ机上で行ったからと言って完全に身に付く訳がありません、慣れない物は必ず忘れ、解き方があやふやになっていきます。
慣れていない物は、出来るようになっても、直前期は1日1問は解いて忘れてしまわないように注意しましょう、ここまですれば消防設備士試験の当日も完全に落ち着いて問題が解けるはずです。
関連記事
少し違った観点から独学を考えるなら
合格率や受験科目、更に詳しい内容が知りたい方は
上記の2つの記事をご覧ください。