Contents
電気工事士(第二種)
中高年でも取得すると就職につながる超おすすめの資格です。
難易度 | 学習期間 | 資格の種類 | 資格の分類 | 合格率 | 将来性 |
---|---|---|---|---|---|
やや易しい | 3か月 | 国家資格 | 独占業務 | 50%以上 |
有望 |
電気工事士とはどんな資格?
電気工事士とは電気を扱う幾つかの資格の中で自家用電気工作物、または一般用電気工作物の工事を行う資格です。
電気工作物とは一般家庭、商業施設、その他の電気を使う施設で使われている電気設備で、私たちの家や商業施設などで電気が使うことが出来るのは安全に電気の配線工事が行われているからです。
配線工事は知識がないままに行うと、電気がショートしたり酷い場合には火災などが発生したりする危険があります。
そのため家庭や商業施設の安全の為に電気工事士の資格を持った人でないと工事が出来ません、家電製品の冷蔵庫、テレビなどを設置する場合には、家電製品をコンセントをさしこむだけで電気工事ではありません。
ただ家電製品でも、浴室に埋め込むテレビやエアコンの様に配線を工事する場合には、電気工事士の資格を持った人が行うように推奨されています。
当然ですがコンセントの増設、分電盤内の取り換え変更工事は電気工事士の資格保持者が行わなくてはなりません。
電気工事士は一種・二種があります二種は一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事でき、一種は第二種の範囲と最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事します。
その他ネオン工事や非常用予備発電装置の工事ができる「特種電気工事資格者」というものもあり、必要に応じて取得する事になります。
電気工事士(資格)は期待通りの資格か?
電気工事に関する仕事は多く、電気工事士は求人が多く就職に強いと言われています。それは生活に電気は必要不可欠で、景気に左右されずに不景気でも余り電気工事の仕事がなくなることがないからです。
電気工事士は名前から非常に高度な専門知識や技能が必要な試験と思われがちですが、電気工事士の中でも第2種電気工事士試験は、筆記試験、技能試験ともに、合格率が60%を超える年もあり直近の6年では合格率は60%となっていて国家資格の中では比較的合格しやすくなっています。
中高年にとっては、取得しやすく、就職先も多く即効性のある国家資格で、独学でも1~3ヶ月で合格できます。
年度 |
受験 申込者 |
筆記試験 | 技能試験 | ||||
受験者 | 合格者 | 合格率 | 受験者 | 合格者 | 合格率 | ||
平成23年度 | 126,931 | 95,075 | 59,979 | 63.1 % | 75,295 | 52,341 | 69.5 % |
平成24年度 | 135,098 | 99,725 | 58,036 | 58.2 % | 75,205 | 53,082 | 70.6 % |
平成25年度 | 146,597 | 109,564 | 68,388 | 62.4 % | 84,181 | 64,000 | 76.0 % |
平成26年度 | 141,889 | 105,528 | 62,272 | 59.0 % | 77,881 | 57,751 | 74.2 % |
平成27年度 | 152,925 | 118,449 | 69,704 | 58.8 % | 84,072 | 59,441 | 70.7 % |
平成28年度 | 152,830 | 114,528 | 67,150 | 58.6 % | 84,805 | 62,216 | 73.4 % |
平均 | 112,497 | 81,061 | 45,817 | 56.0 % | 65,396 | 38,217 | 57.0 % |
電気工事士の将来性を徹底研究!
この資格の活かし方
誰でも取得しやすく就職にもつながりやすい国家資格で特に中高年の方にとって手に職をつけやすい資格なのでハローワークの講習会でも講座があり、講座受講生の全員が資格取得して就職も全員決まったという例もあるようです。
上の資格も目指せる資格
資格取得後は上の資格を目指すために実務経験を積み、上級の資格に挑戦、あるいは独立を目指すことも可能です、関連の資格は豊富で上位資格の第一種電気工事士や、難関と言われる電気主任技術者(電験三種)、1級電気工事施工管理技士を取得して収入の増加やステップアップを狙うことも出来ます。
電気工事士に合格する方法
第二種電気工事士の試験は国家資格の中でも難易度は高くはなく自宅で独学してでも1~3ヶ月の勉強で合格できます。
試験は学科と技能(実技)の二つで、筆記試験に合格した人が実技の試験に進むことができます。
筆記試験は高校卒業程度の理解力があれば、十分理解できる範囲の内容、実技は理解してしまえば、難易度が高い訳ではなく大変なものではありません、しかし配線図を見て短時間でで作業を終える必要があるので数をこなし、ある程度の慣れは必要で、実技は職業訓練校や実技講習会を利用すると、より実践的に教えてもらえるのでお勧めです。
テキストは良いと思う、通信教育や評判の良い参考書や過去問を選び、実技講習会に酸化する事をお勧めします。
実技試験用の電気工事道具セットはインターネットや秋葉原の電材屋さんでセット購入する事も出来ます、実技試験に慣れれば合格は目の前です、電気工事士試験は過去の問題からの出題率が高いので、過去に出題された問題を繰り返しする事で合格率を上げることができます。