士業(司法書士) |資格だけじゃ稼げない!

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女性司法書士

「難関の資格さえ取れば、あとは大丈夫!」

そんな幸せな時代が昔の士業にはありました。
大変な多くの時間とお金を費やして難関資格試験を突破して取得した司法書士の資格ですから当時は、それ相応の価値があったのです。

営業力が無く事務所を開き受け身でも新規顧客が獲得できて一定の業務量は保証されていた時代、資格さえあれば食べていけた時代がありました。

時代の流れと共に難関の資格さえあれば問題の無い、おいしい時代は終わりを告げました。「士業(資格)は食えない」という言葉を士業を目指している方や士業の先生なら度々どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

それでは何故、士業は「儲からない」なってしまったのでしょう、その訳と、「儲かる」士業になるためには、どうしたら良いか考えていきたいと思います。

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資格を持っている人が増えた

繁華街

その訳の1つとして単純に「資格を持っている人の数が増えた」ことが挙げられます、これは資格に関わらず、どの士業にも共通して言えます。

規制緩和や試験の難度低下により資格が取得しやすくなったことで資格保持者が増えてしまったのです。
また弁護士や会計士はなどは国策で試験の合格者数(4倍)を増やしたことが資格保持者が増えた原因です、資格を持った人の数が増えた結果、難関の試験に合格しても就職できない問題が生まれてしまっています。

当たり前ですが、同じ資格保持者が増えれば士業間での競争が激化します、この同じ士業間の競争で勝なければ「儲かる」士業にはなれません。

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ライバルは同じ資格内だけではない!

ライバル

これまで商売敵(ライバル)と言えるのは、同資格内の人たちだけでした。ライバルとして意識する必要があるのは、弁護士なら弁護士の資格を持った人、税理士なら税理士の資格を持った人たちだけで十分だったのです。

ところが各士業の業務範囲が拡大し弁護士が税理士の範囲だった業務を行えるようになるなど、各士業間の業務範囲が重なるケースが出てきました、するとある業務範囲では弁護士だけでなく税理士もライバルとなってしまう状況になってしまったのです。

ライバルが他の資格も加わる事で結果的に競争相手が増えて競争が激化しています。

「儲かる」士業になる為には同じ資格内だけでなく、他の士業も視野に入れて戦略を練らなくてはいけません。

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仕事自体が減ってしまった

減少

昔に比べて士業の業務量が減ってしまっています、それが士業が食えなくなってきた最大の理由です。

では何故業務量が減ったのかと言えばインターネットの普及が、原因の1つとして考えられます。
情報収集が簡単になり、専門知識がない一般の人でもネットで調べれば内容がわかる案件が増えてきました、またインターネットでは色んな書類の書式を無料で探して使うこともできます。

一般の人が自分で調べれば何とかなるようになり、業務内容の多くはわざわざ士業に頼まなくても問題の無いケースが多く発生しているのです。

更に景気の動向なも業務量の減少に影響しています、これには幾つかの要因があり相対的に新規案件が減ってきているため、少なくなったパイを増えた資格取得者で取り合うような状況となってしまっているのです。

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「儲かる」士業になる!

稼ぐ司法書士

これまで「資格」だけでは「儲からない」幾つかの理由を見てきましたが、全員が「儲からない」わけではありません、昔と変わらずに稼いでいる士業の先生も当然いらっしゃるのです。

ではどうしたら「儲かる司法書士」になるのでしょうか?

その方法は大きく分けると2つあります。

1.同じ司法書士内、そして隣接資格内の競争に勝つこと。
当り前ですが、競争に勝ち受任件数を伸ばすことができれば「儲かる」司法書士の仲間入りができます。

資格を取得して出来る事は、あくまで「その業務を行う資格と専門知識がこの人にはありますよ」と証明することだけで、得意分野・不得意分野の違いが多少あるとはいえ、司法書士の資格を持っていれば専門知識は誰でも持っているはずなので、その部分では差が付き難くく競争を勝ち抜くのも厳しい状況です。

なら、どこで差をつけるのか!それは営業スキルとマーケティングスキル。
そうなんです、どの職業でも当てはまるスキルなのですが、このスキルを身につけて欲しいと思います。

その人が、いくら専門性が高くてサービス内容が充実していても、伝えることができなければ「ない」のと同じです。先生の専門性やサービスの魅力をきちんと発信できるよう営業スキル・マーケティングスキルを磨いて競争を勝ち抜いていきましょう。

2.サービス内容に付加価値をつけること。
司法書士の提供するサービスは単純な業務内容だけでは、今の時代では士業の先生を頼らずとも解決されてしまいます。

なので業務範囲にとどまらず経営のアドバイスなどの高付加価値サービスを検討する事が必要ですサービス内容で他の司法書士と差をつけられれば、「儲かる」司法書士になれるはずです。

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