中小企業診断士 難易度 |超有望資格!絶対合格!

キャリアウーマン

中小企業診断士

中小企業診断士の難易度・合格率

企業での評価は高く、社内昇進や転職の際の武器に使える超有望資格。

この資格は経営コンサルティングの中でも唯一の国家資格です。
全国の会社数は160万社以上(そのうち90%以上は中小企業)、それに対し中小企業診断士はわずか18000名程度。人材不足は否めません。
資格取得後は企業向けのコンサルティング、講演会の講師など専門知識を活かした活動で独立開業も可能です。

難易度 学習期間 資格の種類 資格の分類 合格率 将来性
難関 2年以上 国家資格 業務独占ではない 5%~7%

有望

1次試験

  申込者数 受験者数 合格者数 合格率
2011年 21,145 15,803 2,590 16.4%
2012年  20,210  14,981  3,519  23.5% 
2013年  20,005  14,252  3,094  21.7% 
2014年  19,538  13,805  3,207  23.2% 
2015年  18,361  13,426  3,426  25.5% 
合計 99,259 72,267 15,836 21.9%

2次試験

申込者数 受験者数 合格者数 合格率
2011年 4,142 4,003 790 19.7%
2012年 5,032 4,878 1,220 25.0%
2013年 5,078 4,907 910 18.5%
2014年 5,058 4,885 1,185 24.3%
2015年 5,130 4,941 944 19.1%
合計 24,440 23,614 5,049 21.4%
単純最終合格率(前年の1次合格者も考慮せずに単純に計算しています)
1次受験者数 合格者数 2次合格者数 最終合格率
2011年 15,803 2,590 790 5.0%
2012年 14,981 3,519 1,220 8.1%
2013年 14,252 3,094 910 6.4%
2014年 13,805 3,207 1,185 8.6%
2015年 13,426 3,426 944 7.2%
合計 72,267 15,836 5,049 7.0%

資格難易度ランキングで中小企業診断士は、「難易度A(難関)」に位置づけられています、国家資格の中で税理士よりは難易度が低く、社会保険労務士や行政書士と同等程度の難易度です、その上の難易度S(超難関)の資格は、弁護士、司法書士、公認会計士などと言われています。

よく中小企業診断士を受験されようとしている方は、社会保険労務士や行政書士と中小企業診断士の難易度を気にされます。

何となく3つの内で難易度の低いものを受験されようとしているのかもしれませんが業務の内容が全く違うので他の資格の難易度に惑わされる事なく目標に向かって進みましょう。

でも知りたいと言う方の為に、中小企業診断士は社会保険労務士や行政書士と試験の特性が異なるため、どちらが難易度が高いかの判断は難しいのが現実です、社会保険労務士の方が難易度が高いという人もいれば、難易度が低いと思う人もいるということですね。

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合格率からみる中小企業診断士の難易度

診断士協会が公表している受験結果のデータでは・・おおよそ毎年の受験者数13000人程度、合格者数1000人程度となっています。

年度 1次受験者数 1次合格率 2次受験者数 2次合格率
2007年 12,776 18.9% 3,947 20.2%
2008年 13,564 23.4% 4,412 19.8%
2009年 15,056 24.1% 5,331 17.8%
2010年 15,922 15.9% 4,736 19.5%
2011年 15,803 16.4% 4,003 19.7%
2012年 14,981 23.5% 4,878 25.0%
2013年 14,252 21.7% 4,907 18.5%
2014年 13,805 23.2% 4,885 24.3%
2015年 13,186 26.0% 4,941 19.1%
2016年 13,605 17.7% 4,394 19.2%
合計 142,950 21.1% 46,434 20.3%

※受験者数は欠席した科目がない人(7科目受験者)の人数です。

社会保険労務士試験や行政書士試験と異なる点

この二つの資格との根本的な違いは・・覚える法律の量と記述試験の内容だと思われます。
社会保険労務士試験や行政書士試験は法律を徹底的に暗記する事が必要ですが、解答方式はマークシート式が中心で、(行政書士は記述もあります)それに比べて、中小企業診断士は法律の暗記は二つの資格試験程必要ありません。

企業経営(中小企業)の維持や拡大・改善を行うために働き掛ける業務で経営コンサルティング・ゼネラリストを対象とした資格であるため、幅広い知識が必要とされるので学習範囲は浅く広くなります、しかし2次試験は、記述試験と口述試験なので適当にマークして運よく合格することはありえません。

中小企業診断士とは

中小企業診断士はおもに中小企業の経営者からの依頼で、中小企業の経営状況の診断や経営に関する、助言や提案を行います、この資格は国が認めたコンサルタントの国家資格で、中小企業の業務全般に関する助言を行います。

最近では韓国や中国の技術力が日本に追いつけないのは中小企業の力の差と言われるように、日本経済の根本を支えているのは少数の大企業ではなく、技術を持った大手企業より数の多い中小企業です。

日本の中小企業は、高度経済成長時代から現在まで日本の経済を支えてきました、ただ残念なことに近年中小企業を取り巻く環境は激しく変化し、リーマン・ショックでも不景気の影響を受け、円高でも大手企業に比べ遥かに中小企業は大きな打撃を受けています。

多少景気が持ち直しても最初に恩恵を受けるのは大企業で中小企業は今でも厳しい経営環境の中で頑張っています、そんな中小企業を支える人たちが中小企業診断士と呼ばれる人たちなのです。

コンサルタント

中小企業診断士試験合格までの学習時間?

中小企業診断士試験合格までどれくらいかかる?

どの資格試験でも同じですが、中小企業診断士の資格試験に合格するまでに、かかる学習期間は人によって、それぞれ違います一次試験、二次試験と一度の受験でストレートで合格者した人の中には6ヶ月〜8ヶ月程度の勉強期間で合格した人もいれば、中には10年かけてようやく二次試験を突破できたという人もいます。

特に二次試験は現場経験が豊富で知識、テクニックを持っている人ほど、問題を複雑に考え過ぎて失敗する傾向があり、中小企業診断士合格のために必要な知識・テクニックは何か見極めることが学習期間の短縮のためには欠かせません。

中小企業診断士試験の勉強方法

中小企業診断士試験の受験者は社会人が多く、会社勤めをしているために勉強時間の確保が最大の問題です、土日にまとめて勉強する方法をとると、リフレッシュする時間が確保できず、かえって勉強に身が入りません。

合格者の多くは働く中で通勤・帰宅時間などの隙間時間を見つけ、その中で勉強時間をやりくりしています。中小企業診断士試験合格を目指すのであれば、日常生活の時間の使い方を見直す必要があるでしょう。

また合格者の具体的な勉強方法としては、次の3つがポイントとなります。

1.自分の実力と合格レベルの差を理解する。
2.過去問を重点的に解く。
3.同じ問題を「すぐに」「何度も」繰り返す。

一次試験にしろ、二次試験にしろ、記憶をいかに定着させるかが勝負です。その方法を間違えると中小企業診断士の試験の難易度は格段に上がってしまいます。

それを防ぐためにはシンプルな対策が必要です。過去問などで自分の実力を確かめつつ、不足している知識を補いながら、何度も何度も同じ問題を繰り返す。これが最も効率的な勉強方法なのです。

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中小企業診断士の試験科目

中小企業診断士の資格を取得するためには、1次試験、2次試験(記述)、2次試験(口述)の3つ試験があります、試験合格後は実務実習を経てから診断士に登録することができます。

1次試験(マークシート式)

科目 試験時間 配点
企業経営理論 60分 100点
財務・会計 60分 100点
運営管理 90分 100点
経済学・経済政策 90分 100点
経営情報システム 60分 100点
経営法務 60分 100点
中小企業経営・政策 90分 100点

2次試験(記述式)

科目 試験時間 配点
事例Ⅰ(組織・人事) 80分 100点
事例Ⅱ(マーケティング・流通) 80分 100点
事例Ⅲ(生産・技術) 80分 100点
事例Ⅳ(財務・会計) 80分 100点

「試験の結果、総点数の60%以上で、かつ1科目も満点の40%未満がない事」が合格基準となります、年度によって多少異なりますが、1次試験・2次試験共に合格率は約20%です。

中小企業診断士資格取得のメリットは?

中小企業診断士資格を取得すると何が変わるか?

中小企業診断士の試験は「誰もが簡単に合格できる」という難易度ではありません。では見事資格を取得した先にはどんなメリットがあるのでしょうか。

一般社団法人中小企業診断協会が平成27年11月に実施したアンケート(※)によると、回答者の30.2%が「勤務先、関係先の処遇に変化はなかった」と答え、20.1%が「上司・同僚から良い評価を得た」、19.1%が「関係先から良い評価を得た」と回答しています。

その他2.9%が「昇給・昇格した」、8.1%が「資格が生かされる部署に配置された」と回答するなど、何らかの好影響が出ている人が過半数を超えています。

資格を取得するだけなく、それを積極的に周囲にアピールしたり、仕事に生かしていくことで、努力に見合ったメリットは十分得られるでしょう。

※中小企業診断協会の正会員9,457名に郵送し、1,992名からの回答をもとにしています。

中小企業診断士は市場に求められているか?

前掲のアンケートで「今後中小企業診断士のコンサルティング需要がどのようになると考えますか」という問いに対して、「伸びると思う」もしくは「徐々に伸びると思う」と回答した人の割合は62.0%に及びます。

一方で中小企業を取り巻く経済状況の悪化を要因に「減少すると思う」「徐々に減少する思う」と回答した人も11.9%存在します。

中小企業診断士の資格を持っているからといって「それだけで安泰」というわけではないのです。各分野のビジネスの変化に臨機応変に対応し、中小企業診断士としての実力を磨いていく必要があるでしょう。

中小企業診断士(資格)は期待通りの資格か?

上場企業を筆頭に大手企業でもこの資格の評価は高く、転職や就職時に履歴書に書くことで大きなアピールポイントになります。

難易度の高い国家資格なので、社内でもそれなりに評価されます、仕事の内容が中小企業の経営者と接する機会が多い業種の会社ではかなり評価される事になります。
この中小企業診断士の主な業務内容は、中小企業の経営に対するアドバイスですが、多くの場合、行政や金融機関との間に入った相談・調整役としても、更に税理士にはできないような経営上の相談役と、いった様な、かなり専門性の高い相談業務も行います。

中小企業診断士の、勉強を通じて米国のMBAのような、知識を得られるので最近はビジネスとして経営学(コンサル)を目指す人や、就職に備えて大学生等の受験者も増加しています。

中小企業診断士の仕事と将来性!

年収について中小企業診断士取得者の収入は比較的高く、1000万円を超える年収を得ている方も多くいます。中小企業診断士の資格を取るためにたくさん学ばなければならないことがありますが、資格取得を奨励している企業も多く、そのような企業では資格取得後に高収入を手に入れることも可能でしょう。また、資格取得後に独立して稼ぐケースもあります。最初はなかなか高い年収を得ることは難しいと思いますが、成功すればかなりの年収をることも夢ではありません。具体的な報酬としては、講演会などが1時間6万円程度、経営診断指導では、1日あたり10万円程度の報酬が平均的です。以上のことを参考に、是非資格取得に向けて頑張ってみてはいかがでしょう。

中小企業診断士は汎用性が高く、他の資格と合わせる事で強力な武器になります、特にIT系の資格、簿記、社会保険労務士、行政書士などがお勧めです。

現在は会社経営のシステム化は無くてはならない存在となっていますが、中小企業は、このシステム化が、まだまだはかれているとは言えません、そこで情報システムの技術者にはシウテムから会社経営のアドバイスも行うことが出来るので、非常にお勧めです。

いまや会社の経営分析は、パソコン・コンピュータ(IT)の技術なくしては、現代社会では難しい時代です。

社内での評価UPやステップアップのための転職を考えている方に取っても、自分を客観的にアピール出来す資格になり、大手企業への転職にはもってこいの資格といえます。

独立より多くの人は大企業に勤務

中小企業診断士は独立し事務所を開く事もできますが、独占的に業務を行う事が出来る訳ではないので、お勧めできません、中小企業診断士の大半は大企業に勤務しているケースが多く、コンサルのような業務一環として、或いは企業内でのキャリアアップの為の資格として取得する人が多く、企業で働く中小企業診断士の、なんと約半分の方が管理職になっています、企業は、管理職に経営に結びつく財務、マーケティング、財務、法律、人事管理など幅広い知識を求め経営者の多くは中小企業診断士には、その能力を備えていると認めているのです。
中小企業診断士の資格を取得し社内で重要なポストに就き、責任の重い業務を行うなど企業内で非常に高く評価されます、管理職や経営陣を目指す方にお進めします。

ビジネスマン

中小企業診断士に絶対合格!

難易度の高い国家資格なので簡単に合格出来るとは言えません、ただ中小企業診断士の資格はは働きながらでも取得した人は多く、社会人でも十分に合格を狙える資格です。

受験資格は特になく、年齢、性別、学歴に関係なく受験する事が可能です、とはいえ、難易度の高い国家資格で、一部の例外的な人を除き半年から1年以上は合格までにかかる資格です、試験は先にお話ししたように、一次と二次、口述試験があり、問題の内容は極めて専門的かつ広範囲です、やはり難易度の高い資格というのはそれなりに難しく2年計画ぐらいで合格できるようです。

一次試験は合格すると翌年まで有効のため、翌年は1次試験を受験することなく二次試験を受験する事が出来ます、また過去の試験制度では8科目を一発合格が必要でしたが、現在の新試験制度で科目合格制が採用されて7科目を3年間の間に合格すればよくなりました、この新制度により、一層働きながら受験しやすくなりましたが難易度は高い試験です。

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