電気工事士 |給料と平均年収調査!

給料

電気工事士の給料と平均年収を徹底調査!

電気工事士の資格取得を目指す方にとって、1番気になるのは給料の事ではないでしょうか。

良く調べずに働いた後で、どんなに頑張っても給料が低い、これでは見合わない!など後悔する事が無い様に実際の電気工事士の給料を調査しました。

3桁の事例から電気工事士の給料を調査!

インターネットでの質問サイトや求人サイト、採用情報などから電気工事士の年収分配グラフを作成しました。

この調査で出てきた電気工事士の平均年収は504.5万円となっています。

電気工事士の年収
金額(万) 人数
2000~3000万円 1人
1000~2000万円 2人
900~1000万円 1人
800~900万円 4人
700~800万円 7人
600~700万円 11人
500~600万円 11人
400~500万円 16人
300~400万円 32人
300万円未満 15人

最も多く分布しているのは年収300~400万円の32人ですが、全体の半数以上は年収400万円以上です。

真面目に勤務していれば400万から500万程度の年収は期待できそうです。

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年収

電気工事士の年収は安い?

今まで電気工事士の給料は安いというイメージがありました、だが調査の結果らは電気工事士の給料は安いという事はないようです。

年収400万円以上であれば、大手の企業と遜色は有りませんし、独立されている方では1000万以上の方もいます、これは大手の企業でも同じ数位の方しか取れない年収ではないでしょうか、ました高齢になっても働ける内容の仕事もあり高齢化社会では将来性のある資格と言えそうです。

ただ注意しなくてはならないのは電気工事士の年収は、務める会社の扱う仕事で大きく異なる事です、これも今回の調査で明らかになりました。

務める会社の仕事内容で変わる電気工事士の年収・給料の違い

一般的に電気工事士が務める会社には、その工事内容によってエアコン工事の会社、配線工事の会社、ビル管理の会社等、主に請け負う仕事内容によって様々な会社があります。

実は、この請負う仕事の内容によって給料・年収の違いが出てきます。

インターネットの求人票から3つの仕事を請け負う会社の給料・年収を調査してみました。

・エアコン取付工事を請け負う会社

・屋内・外線配線工事を請け負う会社

・ビル管理を請け負う会社

エアコン

エアコン取付工事の会社

最低月収 約260,000円(平均)

最高月収 約770,000円(平均)

最低月収は15万円~72万円と差が激しいです。

最高月収も72万円~364万円とこちらも差が激しいですね。

この中には月収100万以上の人もいます、過去には年収1,000万以上の人も多かったそうですが、大手が家電店からの請負で電気屋の工事費が下がり、逆に材料費等は高くなり年収は500万~600万が平均です、今回の調査は約20社のエアコン取付工事を行う会社の月収比較です。

非正規雇用の場合エアコン工事を請け負う会社の求人票を調査結果では、平均日給8,000円でした、エアコン取付工事は夏場に取り付ける人が多い為、夏の工事が忙しく、逆に春・秋は工事が少ない為、給料が大きく下がる事があるので注意が必要です。

エアコン工事の売上は1台○円となります、これは1日に何台エアコン工事が出来るかにより会社の売り上げは大きく変わるります、これは社員の技量が大きく関係し変動します。

電気工事士である社員個人の努力(技術)次第で1日に出来る工事の台数も増えるので自分の努力で給料が増える可能性のある仕事です。

屋外配線

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屋内・外線配線工事の会社

多くのビル工事の仕事の場合には、電気工事士だけではなく鳶職の方も多く働いています、このような環境には怖い人や怒鳴って怒る人は可なりいます。

この様な環境が苦手は人は大きな現場工事等を請ける会社に就職しない方が無難です、エアコン工事や個人の住宅の配線工事等なら他の職種の方と仕事をする機会は少なくなります。

最低月収 約190,000円(平均)

最高月収 約320,000円(平均)

最低月収は12万円~28万円と差はありますがエアコン工事程ではありません。

最高月収も20万円~60万円と、やはり差はありますがエアコン工事程ではありません。

エアコン工事に比べて、勤続年数が長く現場仕事の現場監督や管理職になってくると給料も上がり会社にもよりますが役員クラスになると約500~600万位で独立して自営業者となれば1,000万以上の年収を稼ぐ人も多くいます。

上の数字は配線工事の現場工事を行う約20社の最低月給と最高月給です、配線工事の仕事を行う会社の場合には余り大きく給料が変わる事は無いようです。

ビル管理

ビル管理を請け負う会社

最低月収 約200,000円(平均)

最高月収 約260,000円(平均)

最低月収は17万円~25万円とあまり差はありません。

最高月収も19万円~50万円と、やはり差は余りありません、1社だけ最低と最高が同額だったので本当はもう少し差が縮まります。

月収ではなく年収で見てみると約280~380万と思っていたより少ないです、ビル管理の仕事は電気工事士の仕事の中で楽な方ですが、給料も低くなっています。

上の数字はビル管理を行う約20社の最低月給と最高月給です、ビル管理は最低給料と最高給料の差があまり無く給料が劇的に上がる事は難しいですね。

給料・年収の違う見習い・現場監督・独立

電気工事士は経験や技能などによって3つの働き方があります。

・社員や見習いは上司(現場監督)の指示に従い作業をする

・現場代理人・現場監督等の作業を指示をする

・独立して経営者として責任のある立場で仕事を行う

それぞれ25人ずつデータを調査し、働き方によって給料や年収がどれぐらい変わるか調べてみました。

社員・見習

社員・見習い
年収 人数
200~300万円 3人
300~400万円 11人
400~500万円 6人
500~600万円 2人
600~700万円 1人
700~800万円 2人

社員・見習いで最も多いのは年収300~400万円の11人でした、この調査25人の平均年収は422万円と予想以上に高収入でした。

現場代理人・現場監督

現場代理人・現場監督
年収 人数
200~300万円 2人
300~400万円 10人
400~500万円 8人
500~600万円 3人
600~700万円 1人
700~800万円 1人

①と同様に300~400万円の層が多いですが、25人の平均年収は526万円と大きくアップしました。

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独立して経営者として責任のある立場で仕事を行う

経営者
年収 人数
400~500万円 1人
700~800万円 3人
800~900万円 4人
900~1000万円 5人
1000~1100万円 10人
1300~1400万円 2人
1500万円~ 2人

経営者ともなると1,000万円を超える年収の人が半数以上もいて25人の平均は962万円でした。

電気工事士年収がUPする3つの方法

給料が安いイメージのある電気工事士ですが、何と年収をアップさせる方法が3つあります。

資格を取得する

良くご存じのように、電気工事士の資格は第二種電気工事士と第一種電気工事士の二つの種類があります、資格を持つ事によって資格手当が貰える事があります。

第二種電気工事士の場合には月に平均で約2,000円程度、第一種電気工事士の場合には月に平均で4,000円程度の資格手当てに増額されます。

更に第一種電気工事士を取得する事で仕事の内容の幅が広がり、その他の手当てが付いて平均5万円程月給が増えます。

その他にも施工管理の資格や電験の資格など、電気関係の資格取得者について別途資格手当が出る会社も多くあります。

働き方を変える

電気工事士は働き方によって、給料が変わります。

見習い時の平均年収は約300万円ですが、現場監督などのクラスになると年収平均は600万円になりますし独立して経営者になると年収平均は1,000万円でそれ以上も目指せ夢ではありません。

もちろん簡単に誰でも独立する事が出来る訳ではありません、どの事業でも人脈が無いと仕事を受注できなかったりと様々な苦難があります。

キャリアを積む

電気工事士のような仕事は技術に差が出てくる仕事です、特に現場で仕事をする方にはキャリア=経験が非常に大切です。

仕事経験が豊富な人だと、仕事の効率が良くなり現場の仕事を早めに終わらせる事が出来ます、これはエアコンの取り付けと同じで、同じ時間で出来る仕事量が増えるので当然ですが給料も大きく変わります。

経験年数と年収
経験年数 給料 ボーナス
未経験 20.1万円 8.4万円
1~4年 21.4万円 53.1万円
5~9年 24.6万円 64.3万円
10~14年 27.7万円 63.2万円
15年~ 32.2万円 80.5万円

表から勤続年数に比例して給料やボーナスが上がり年収が増えていく事が分かります、電気工事士は技術を伴う仕事なので長く経験を積む事で給料が上がります。

長く働けば給料が上がるのは、配線工事などの現場工事

お勧めするのは配線工事の現場工事を請け負う会社です!

実際に電気工事士の仕事をしている方の意見を纏めると、電気工事士が勤務している会社の中でお勧めなのは配線工事等の現場工事を行う会社です。

理由は3つの点が挙げられます。

・キャリアを積むと、出来る仕事が増えて手当も多く付くようになる

・勤続年数、技術力と比例して給料が上がる事が多い

・電気工事士として管理職を目指す事が出来る

配線工事を行う会社と違いビル管理の会社の場合には、電気工事士ではない別の部署の人がどうしても上の立場(管理職)に立っています、電気工事士の人は社内で管理職になる事が難しい昇進の可能性が殆ど無いので働く上でモチベーションを保つことが出来ません。

またエアコン取付工事の場合には会社によって、新入社員からある程度の給料をもらう事が出来ますが、天候に左右される事もあり夏に仕事が少なく、稼ぐ事が出来ないと年収は低くなってしまう事があります。

お勧めの配線工事の場合には、新入社員の時は給料がエアコン工事やビル管理に比べると少し低めですがエアコン工事とは異なり季節や天候に左右されないので1年中配線の仕事は安定しています。

電気工事士として現場の監督のように管理する立場にもなれます、更に独立も目指すことができるのです、本人に夢があれば会社にいる時から人脈を作って独立をして年収1,000万以上の方も多くいます。

独立を目指して夢を持つ事で仕事を続けるモチベーションが上がり仕事に積極的になれる会社環境です。

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