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医療事務の就職に資格って必要?就職してからが楽!
医療事務の資格の必要性についてお話ししたいと思います。
医療事務の資格は専門学校や通信教育で勉強をして取得する物は全て国家資格ではなく民間資格なのです。
資格というと公の機関が認定しているように勘違いしがちですが、民間の資格も多く存在するので、その民間の資格を取得しても独占業務というものはなく、待遇が変わることも余りありません。
なのに、何万円もかけて数か月の勉強をして資格をとる人が多いのはなぜでしょうか。
非常にとりやすい資格
医療事務の大半の資格の合格率は50%~70%程度で、意外と低いなと思われたかもしれません。
ただし受験資格が一切なく、年間4~6回もの試験が行われているので合格率は異常というほど高いのです。
多くの受験者の中には申し込みだけして、実際に受験していない人も含まれていると思われるので実際に受験しての合格率はもっと高いでしょう。
また筆記試験の中には教材やテキストの持ち込みOKなものも多く、驚きますが在宅試験といって家で受けられるものまであります。
家での受験なら時間制限もなく、誰に聞いてもテキストを見放題という、環境で受験する試験に意味があるのかと思う事が多いですね。
そんな医療事務の中で唯一合格率が低く難易度が高いと思われる「診療報酬請求事務能力認定試験」というのがあります。
この資格は他の資格とは違い公益法人が実施している医療事務資格のため合格率も30%と低い資格です。
医療事務の中では唯一の公益法人の資格ですが国家資格ではないので独占業務は無く持っていて他の医療事務の資格よりは評価されます。
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取得すると就職に有利って本当か?
なにかをやりたい→まず資格から
という何か行動に移さなくてはとい心理によって民間資格協会や資格取得会社が盛んに宣伝しています、医療事務で働きたいという女性達の心理をうまく捉えています。
ただ、その資格取得にかかった費用と時間、労力に見合うほど就職では有利になりませんが、医療事務の仕事に就職した時には資格の勉強をしていて良かったと思うはずです。
資格マニアの人?
世の中には自分を磨くために様々な資格を取っている資格マニアの方がたくさん存在します、履歴欄に何か書けないと不安なので資格で埋めたいと思っている人が多いのです。
しかし人気のある医療事務資格は持っている人が多くいので売りにはなりません。
もちろん就職に有利な資格や持っていることで技術を証明できる民間資格も数多くあるのですが、医療事務関連の資格は面接時にその前向きな姿勢を評価してもらえます。
医療事務の仕事とは
実務内容は病院の受付や会計、レセプト業務、カルテの整理、電話応対、予約管理、患者のクレーム対応、院内資料作成、簡単な検査、器械の洗浄、消毒、掃除などと病院内でのあらゆることをやります。
時には看護師がやるべきことをやらされる場合も少なくありません、特に個人医院では顕著で、雑務を行う事になるのです、また非常に女性が多い職場でもあります。
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なぜ人気があるのか?
多くの女性が選ぶ理由は、清潔そう、楽そう、長く勤められそう、自宅に近く勤務時間に自由度があり、子育て中のパートとして働けそう、他人受けがいいなどなど。
実際に働く前はとても素敵な職場なんだと妄想が膨らみますよね、では実際働いた方が言われている長所と短所をご紹介します。
長所は?
未経験でもOK
意外と業界未経験でもOKな求人は多いです。
診察が無料
薬代はとられますが、診察は無料で診てもらえます。
休憩が長い
病院にもよりますが、午前が終わって午後の診療時間まで2~3時間あるところが多く、その間に休憩がとれるところは家に帰って家事をしたりもできます。
短所
薄給
給料は一般事務職と比べても低い場合が多く、時給換算すると最低賃金ぎりぎりぐらいなのではないでしょうか。
病院としては医師や看護師の人件費を減らと医療の質が下がるため難しい削るのは事務員の人件費になるのです。
人間関係
一番よく聞くのが医師を除くと圧倒的に女性が多い職場で、年配の女性が多い場合もあり虐めが多く常に誰かがターゲットにされます。
人数が多めの職場だと派閥ができて、俗に言うお局様からのきつい洗礼があったり、これが退職理由のナンバーワンです。
患者からのクレームを受ける
病院には色々な患者さんが来院しますからクレームも当然あります、仮にドクターや看護師に対してのクレームであっても患者さんは直接は言わず、受付に言います。
事務の業務が貯まっていく中でクレーム処理に構っていられるほどの時間の余裕はないんです、ストレスが貯まる原因の一つですね。
残業
病院は診察時間で閉めるので残業は無いと思われるかもしれませんが、実際には受付をした患者さんは全員診断しますので混んでいると時間通りには終わりません。
またレセプトチェックをする場合も毎月末月初は残業をせざるを得なく夜中までかかることもよくあります。
長く働きたいと思って就職するのに、医療事務は離職率が高い理由が分かる気がしました。
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資格が必要ないのか?
実務に医療事務の経験がある人は、職場から勧められたりしない限り資格をとろうとは思いません、それは転職の際には経験がある事が一番の強みだと分かっているからです。
資格を取得しようと思っている人は、恐らく未経験で雇って貰うには資格が必要だと自分で思っていると思います。
まず診療科によってレセプトの内容は、全く変わってきますし病床があるかないか、レセコン(レセプトコンピューター)のメーカーなどによって作業内容は異なります。
法改正も2年毎にあり、各診療科ごとに新しく覚えることも増えていきます。
資格をとりたい人へ!
ここまで読んで資格を取得したいという人は、働きながら「診療報酬請求事務能力認定試験」に挑戦しては如何ですか。
大病院や公共病院だと資格の有無で待遇が変わるところも稀にあります、実務経験は評価されますのでパート(医療事務)で働きながらがいいでしょう。
独学が心配な方は、「診療報酬請求事務能力認定試験」のための学校もあります。まずは資料請求してみるのも良いかもしれませんね。
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